2008-10-01(Wed)

「榎本武揚と横井時敬 東京農大二人の学祖」読みました

「榎本武揚と横井時敬 東京農大二人の学祖」(東京農大榎本・横井研究会編 東京農大出版会)読みました。

実は、榎本よりも横井時敬に興味があって購入しました。
最初に名前を見たのが江原素六の麻布学園絡みだったのと、大鳥さんのちょっと後に学習院長をやっていたというので、私、横井時敬って最初教育者だと思ってました。
その後読んだ本(多分「幕末・明治初期 数学者群像」)に名前が出てたので、「あれ、数学者なの?数学者兼教育者?」て思ってました。
この本読んで、それ以前に農学者だということがよくわかりました。
あと、「よこいときよし」が正しい読み方だということがわかりました。

さて、この本ですが、榎本武揚編と横井時敬編と資料編に分かれていて、それぞれ会の方何名かが書かれた記事がまとめられています。
武揚曾孫・横井孫の御両名も、それぞれの記事を書いてらっしゃいます。(御両者とも研究会の会員さんです)
資料は、両者関連年表、榎本の弔辞、横井の著書目録・自筆履歴書、「日本農業新誌」の東京農大に関する記事、が載せられています。
榎本編は、ほとんど出獄以降の榎本についてで、出獄前の事にふれた記事は、箱館→東京(つまり護送ルート)を逆順路で行った方の物だけだったように思いました。
いくつか「痩我慢の説」についてふれたものもあったように思います。(反論、とか)
横井編は、農学者・農学教育者(?)としての横井についてふれられています。
私、近い親戚や先祖に農業の人がいないので、実感としての農業がよくわからないのですが、とりあえず、横井が凄い農学者だったというのはわかりました。
それにしても、明治の人はパワフルですね。
榎本の北海道開拓ルートの地図とか、横井の著書目録とか見て、なまけモンの私はクラックラしてしまいました。

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